江津市森林組合

日本の国土の約7割を森林が占めています。世界の先進国の中でも、優れて緑豊かな国です。この豊かな森のおかげで、清らかな水が生まれ、さわやかな空気がつくられ、さまざまな生物が枝の上に、その大地に、そして枯葉の下に育まれています。そしてこの資源は、エネルギーとなり、私たちの住居となり、紙や木材製品などさまざまに役立っています。

私たち江津市森林組合は、この豊かな森の管理者として、森を育て守り続け、森林環境の保全と林業の発展をめざし、さらには地球環境の守り人として貢献するため、昭和31年に『森の恵みに感謝し、地球環境保全のため、豊かな森を未来に引き継ごう』を合言葉に設立しました。

一本の木が、社会に役立つ木に成長するには、50年から100年かかります。だから、私たちの仕事は、未来を見据えた、次の世代のための壮大な仕事でもあるわけです。

江津市森林組合では、『ゆたかな森林、ゆたかな人生』を目標に、高い林業技術を持った仲間とともに、地域の森林づくりはもちろんのこと、森林の巡視や調査、さまざまな情報提供なども行っています。

その仕事は、自らの手で自然に触れながら、元気な森をつくり育てる仕事です。四季の変化や自然に触れる爽快感、開放感、そして何より、森の力を活かしていく達成感など、オフィスワークでは決して味わえない魅力にあふれています。

豊かな森林資源を通じて、私たちの豊かな生活環境や豊かな人生を育んでいく、そんな大切な役割を担っています。

基本業務は、伐採、植栽・下刈・除伐・間伐などです。木を植え、周囲に生える下草を刈ったり、木の成長を促すために余分な枝を切ったり、間引いたりという細かな手入れをしています。そこには高度な技術が必要とされるため、刈払機を操作する刈払機取扱作業者やチェンソーなどの林業機械の操作技術、機械集材装置等の各種資格取得、安全装備品の支給等を支援しています。

このような安全で効率的な林業技術の向上を通じて、仕事に対する生きがいを感じてほしい。そのためには、体育会系の元気さと明るさ、そして体力のある人が向いていると思います。細かな仕事にも繰り返し丁寧に取り組め、山に愛着を持って働ける人が向いていると思います。

今後も森林資源には、持続可能な社会に向けたエネルギー源としての重要性が、ますます増えてくることが予想されます。さらに、キノコや山菜などの生産やスポーツ＆レクリエーションの場など、新たなニーズも期待されています。

江津市森林組合では、男女年齢を問わず元気な人を募集しています。仕事を通じて、森の恵みに感謝し、地球環境保全にも貢献し、豊かな森と豊かな暮らしや幸せな人生を、未来に引き継いでいきませんか。

自然の中で真剣に取り組み、仲間と汗を流し、休憩中はなごやかにコミュニケーションを愉しみ、人と地域社会の活性化と幸せに貢献する仕事です。