いま私が担当しているのは、「七田式教室を自分の国で開きたい」という世界中の方々とお会いして、選考から契約、教室開設のサポートまでを行う国際部という部門です。書類やインタビュー、データなどから、お相手の考えや市場の状況を読み取り、教室運営が成功できるか、その可能性を見極める重要な仕事です。
国ごとに異なる多様な価値観を認め育てていくこと
当社の教室は、ラオス、ミャンマーなど、急速に開発が進んでいる国々にもあります。そういった国では、将来を見据えて人材の育成をとても大切にしています。そんな教室オーナーの志をサポートすることで、その国の発展に貢献できるところに、やりがいを感じます。七田式は、教育、食育、能力開発、商品開発など、いろいろな分野に広がっていて、日常業務の中でそれらに触れたり、学んだりできるところもこの仕事の魅力です。
ただ、海外の方と接する仕事なので、自分の価値観を中心に仕事をすることはできません。例えば、日本ではこれがスタンダードだと思っても、お相手やその国の文化に合うとは限らないので、思いもよらない壁に当たることもあります。
そんなときは、とりあえず先入観を取り払うことですね。いろいろな考えや価値観があるからこそ面白いと思えば、ストレスも感じません。もちろん内容によっては、こちらの考えを理解していただくよう、しっかり説明をすることも忘れません。
そういう点から、考え方が臨機応変で柔軟性のある人、同時に、自分の意見をきちんと言葉にできる人が向いていると思います。また、海外出張が多いので、「長時間の移動や日本食以外の食事は無理!」という人は難しいでしょうね。
地方から世界へ 自分を活かせる場所がある
七田式教育は、世界15の国と地域で展開されていますが、これらの教室を管理し、サポートする国際部のスタッフは決して多いわけではありません。まだまだ行き届かないところもありますので、もっと強い国際部に育てることが今の私の目標です。
この仕事は、地方にいながら日本や世界の人々と、そして企業と接し、刺激を受けながら働けるのが、どこにもない魅力と感じています。社内には国際部のほかにも、さまざまな部署がありますので、ご自分の能力や夢を活かせる場所がきっとあると思います。
※2017年3月時点の情報です