私が長男ということもあって、父の体調不良から帰郷を余儀なくされました。そこで、地元企業への再就職を考え、いろんな会社を見させていただきました。
そんな中、若手が多く会社としての勢いを感じたこの会社に興味を持ち、さっそく見学しにうかがいました。
実際に見てみると、社内の風通しもいいですし、若々しい企業風土も感じられて、即決で選びました。現在は、自動車用パネルの量産金型の技術部門課長として、金型生産技術部門全体の管理と、金型製造日程の管理を担当させていただいています。
自分たちの技術は世界に通用しているという実感
仕事を通じて良かったと思えるのは、大手自動車メーカー様への金型引き渡しがうまくいった時。相手先の担当者の方から感謝の言葉を受けたときの達成感が、心に広がるとたまらないですね。やって良かったという満足感を得られます。
自分たちが作った金型で量産されたパネルが、新車に使われて発売された時、最新技術を競い合う自動車業界の世界で通用するんだという実感が得られて、ものすごく誇らしいですよ。
世界と戦う誇りを仕事に
仕事に追われている時や、どうしても仕上げがうまくいかず、納期に追い込まれる時があります。そんな時は、基本に立ち返ることを心掛けています。すると新たな視点やこれまでと違った発想に気付かされるんです。それが、突破口になる。
この仕事に向いている人は、こつこつと仕事を行い、ちょっとくらい苦しくても、あきらめたり手放したりせず、きちっと立ち向かえる人だと思います。そういう人は、声に元気がありますしね。
伝統と匠の技で世界の大手企業と戦える仕事を、あなたの仕事にしませんか。そんな会社が、ここ島根県江津市にあることを誇りに、一緒にがんばりましょう。