江尾大元神楽保存会に所属し、小学生の頃から神楽が大好きだった私は、大人になっても神楽を続けたかった。そのためには、地元で働くことが重要だったんです。そんな私に、井上組の求人票が飛び込んできたのです。調べてみたら、会社が家から近く、中学では野球部に、高校ではバスケ部に所属していた関係で、体を動かす仕事にも興味が持てました。
いま担当している仕事は、土木の現場で測量や床掘り、型枠を入れるベースづくりなどです。重機の操縦もしています。資格は、働きながら特別講習や技能講習を受けて取得しました。まったくのゼロからのスタートでしたが、仕事を通じて自分のできることがどんどん増えていくことは、楽しいですね。
仕事の後の達成感とビール
この仕事は、ひとつ現場が完成したときの達成感がたまりません。しかも、体を動かすことで、とにかく毎日のご飯とビールがうまい!!毎日、自宅に帰ってからのこの楽しみが、充実感になっています。営業職や工場内で働いている友達の話を聞いてみると、野外で体を動かす仕事は、私に向いているんだなと、実感しています。
誰でも最初の頃は、仕事ができません。先輩の動きを見て、実際にやって覚えていくわけですが、簡単そうに見える作業もやってみると難しい。1年目は、とにかく必死に繰り返しやってみること。2年目くらいから一人でできることが増えていく。3年目を超えると、一人で切り盛りする準備ができるようになると思います。体力、根気、忍耐があれば大丈夫です。
やる気があれば、技術は働きながら学べる
今後の目標は、国家資格の移動式クレーンの免許取得を考えています。資格支援体制として会社からもお金を出していただいているので、ぜひ取りたいですね。
工業系でも技術系でもない普通科出身の私でも、現場で見て学んで、資格を取得して重機を使って働けるようになれます。
誰だってはじめは素人です。土木と関係ないルートからでも、大丈夫!やっていけます!一緒に仕事をしましょう!
※2018年6月時点の情報です