学生の頃のバイト先で知り合った方から、酒の卸業者を紹介してもらい、卒業後はそこで働くことになりました。その後、江津の運送会社に転職したところ、事業縮小で江津市の管轄が出雲市に移ってしまった。江津市内から離れたくなかったので、同様の事業所が他にないかと鳥居運送でドライバーをしていた父親に相談したところ、運よく鳥居運送にドライバーの空きがあって、転職することができました。
いま思えば、子どもの頃、父のトラックの運転席に乗せてもらったときに見た景色が好きだった。その記憶が、この道を選ばせたんでしょうね。
厳しい安全基準に守られた、無理のない運送スケジュール
仕事は、江津市内にあるお取引先様の荷物をトラックに積み込み、県外各地に運び届け、約束の時間に降ろすこと。帰りは別のお取引先様の荷物を積み込んで、各地に運び届けること。運送範囲は、九州から関東が中心で、たまに福島県の方まで行くことがあります。
運転業務は、法律上も安全基準が厳しくなっているため、無理なスケジュールではなくなっています。例えば、関東への配達なら土曜日に出発して月曜日に到着し荷物を降ろした後、別の荷物を積んで指定の場所に降ろして、木曜日頃に江津市に戻る感じです。その後、休みが1~2日あり、次の運送にいくというシフトですね。
ルールとコミュニケーションで、自由度の高さが魅力
鳥居運送のいいところは、荷物の起点が市内にあるので、県外各地どこに行っても必ず江津市に帰ってくることですね。また、県外の名物などを食べたり、運転手同士でおいしい店を教えあったりするのも楽しみの一つです。他にも、スカイツリーの着工から出来上がるまで、日々の運送の傍らで見ることができたのも面白かった。
この仕事で大切なことは、コミュニケーションです。積み方や荷物の降ろし場所、その場所のルールなど先輩や同僚にどんどん聞いていく必要があるからです。もちろん、お取引先様の大切な荷物を預かっているので、お取引先様とのコミュニケーションも重要です。あとは、やる気があれば、誰でもOK!
※2018年7月時点の情報です