多くの同級生は県外に出たがっていましたが、自分は県外より、ライバルが少ない地元で働きたかったんです。入社直後は右も左も分からないわけですが、働き始めるといろいろなことを任され、責任と自立心が芽生えます。
いまは出身の大田市を離れ、江津市で一人暮らしをしています。
若くても現場を任せてもらえる魅力
現在担当している仕事は、現場監督の見習いです。上司と相談しながら下請業者に指示を出すなど現場の管理をしています。入社前は家を作りたいと思っていた自分ですが、現場は大きな公共施設の建築が中心。でも、仕事を通じて建物が建つ過程を知ることができて楽しいです。
最初は専門用語がわからなくて、職人さんが何を話しているかも分からないんですが、分からないことは思い切って聞いていました。そこでだんだん相手と親しくなり、現場で知識を身につけていきました。
いまでは「長く残るもの」を造ることに誇りを感じています。この会社は、若くても現場を任せてもらえ、上司も相談をしっかり受け止めてくれます。相談ができるからこそ「あいつなら」と任せてもらえているのだと思っています。
いつか、でっかい現場を一人でやり切ってみたい
これまで現場では、一度もつらいと思ったことがありません。いろいろな関係者や職人さんと話ができて、むしろ楽しいです。
発注ミスなどで職人さんに迷惑をかけるような失敗もありますが、上司が相談に乗ってくださったり、時には周囲に愚痴をこぼしたりして、明るい性格をキープしています。それに、皆さん気さくに優しくフォローしてくださるのでうれしいです。
お酒を飲むのも好きなので、気晴らしの方法はバッチリです。 今後の夢は、資格をとって、でっかい現場を一人でやり切ってみたい! 施工管理技士2級の実地試験を受けて、いまその結果を待っているところです。現場は楽しいところですから、でっかいものづくりが好き、人が好きという方は、ぜひ飛び込んできてほしいですね。
※2018年3月時点の情報です