有限会社小川鉄工所

大正13年、鉄を焼き丹念に道具やモノを作っていく鍛冶屋として誕生したわが社は、お客様に喜ばれる心と、現代に引き継ぐべき「鉄学」に挑みながら100年近くにわたり会社を成長させてきました。
石見江津の成り立ちと共に、『ものづくり』を原点に窯業機械・産業機械、省エネ・環境製品の開発、設計・施工・メンテナンス、製缶等の鉄工業務など長年のノウハウを軸に、皆さまの多様なニーズに応え続けるため一社懸命に励んでいます。

我々の強み。

現代の製造業は多くがAI化を目指しています。より安く大量に生産することも必要不可欠な社会情勢であることは言うまでもありません。
そんな中、わが社が得意とするものは創業当初から変わらない「オンリーワンの製品づくり」です。
大ベテランの現役技術者は70代後半！昔ながらの技術の積み重ねによる、職人の手で一つひとつ製作した一点ものから、近代的なものづくりまで…画一的な枠にとらわれない伝統技術と最新技術を融合しようと試みる幅広い『ものづくり』に対応できるのがわが社の強みです。
鉄材はもちろんのことステンレス、アルミ、特殊鋼などの素材の製作・加工へのご要望にもご対応しています。

お客様のご要望には可能な限り寄り添います。お客様へ安心安全な商品を提供し評価をいただくことで、ものづくりの醍醐味を味わい、 より一層の技術向上、立場に関係なく人対人としての関わりを持つごとにやりがいを感じ、時代に合わせ成長することができます。

誰もが求める働きやすさとはどんな形ですか？
子育てと少子化への課題、定年制度による高齢化社会問題の加速と老々介護の負担増加、中堅社員の責任度合いの加重化、働きすぎや職場環境への 順応が厳しいことによるひきこもりの増加、表面化しない格差社会が招く若年層の孤立化、UIターン後の再就職再雇用へのサポート体制の共有不足、そして、取り組まなければすたれゆく繋げるべき技術承継への対応・・・誰もが直面しうる問題は生きがいをもって働くことへ影響します。

かねてより江津市は海、山、川に囲まれ自然豊かで比較的災害も少ない”極上の田舎””小さくてもキラリと光る町”と形容されてきました。
実際に江津市は代々の事業承継にも力を入れており、変化の中でも人を思いやる住み慣れた人にとってはとても安心できる地域です。
だからこそ地元から通う社員、UIターンなどでわが社へ勤める人たちがプライドをもって働ける環境にすることが理想の姿と考えます。
わが社で共に働く社員構成は20代～70代と幅広く、健康経営や5Sへの意識、受動喫煙対策、福利厚生への配慮、有給休暇以外の休暇制度など、SDGS取組への意識を高めるため、創業時より根底にある会社＝人であることを意識した社内改革を進める努力をしています。

地域社会に必要とされ、企業として事業を存続させるために期待すること。
それは、いつでも社員一人ひとりが我が社を代表しつつモラルと責任感、思いやりをもち自分の持ち味を活かし会社全体を形づくることです。
日本のものづくりが見直される今、原点回帰を図り安心安全なものづくりによりどんな技術も自分のものにし、自分の可能性を広げていくことを 次世代の未来の技術者へつなげることが私たち関わるものの使命と考えます。

有限会社小川鉄工所はこれからも地域の一端を担う要となれるよう機転の利く強さを秘めた100年企業を目指し、これからも成長し続けます。