溶接作業は、与えられた図面を元にやり方を考え、時には現場の状況を見て自分で判断し、一人で仕上げていく仕事です。丁寧に、正確に、美しい仕上げを目指して、納得のいくものをこだわって作りたいと思っている私には、この仕事は向いていると思います。

技術を磨いてものづくりオタクをめざす
私にステンレスを扱わせれば、社内で一番と言わせたい。そんな思いで、毎日集中してやっています。仕事で大変だと思うことは、効率的な自分の作業スペースの確保です。扱う素材は鉄材、ステン材、アルミ材など。しかも厚い金物、薄い金物に合わせていろいろな道具を使うので、どうしたら機能的に使えるか、工夫がいるかなど考えているところです。
この仕事に向いている人は、プラモデルやラジコンなど、細かい作業ができる人で、ある意味、機械やものづくりのオタクでしょうか。素材を加工して、組み立てて、仕上げていく。その過程の一つ一つを大事にして、自分が仕上げていった時の達成感は、何事にも代えがたい喜びです。当初の目標通りに使える製品ができた時は、ひときわうれしく、ものづくりの醍醐味を感じる瞬間です。

新分野にも挑戦できるよう自分を強化させたい
私がこれまで関わってきた他社の仕事に比べ、ここでの仕事内容は実に多様です。 部材も多く単調な仕事ではないので覚えることは沢山ありますが、そこが逆にやりがいになっていると思います。今後の目標は、いま担当している仕事にさらに磨きをかけて、自分でできる仕事をもっと増やして、これまでやったことのない特殊な分野にも挑戦していくことです。
若手から熟練者まで、 うちの会社は世代に幅があり、長く勤めている人もたくさんいます。
若いからこそ力が発揮できる環境でもあります。先輩と気さくに打ちとけ、一緒に楽しく仕事ができるのではないかと思います。