中央弁当(あけぼの食堂)

中央弁当あけぼの食堂
江の川高校普通科を卒業後、大阪の美容専門学校へ進み、都会生活を楽しんでいました。でも、「地元に帰ってきてほしい」という親の思いを感じ取り、島根に帰ることに。ところが、浜田市で美容師として働いていると、今度は大阪の都会暮らしが恋しくなってきて・・・。再び友人がたくさんいる大阪に戻ってしまいました。24歳の時でした。

美容師とは違う仕事もしてみたくなり、大阪では別の職を探そうかと考えていました。そこに、友人から居酒屋を出すので手伝ってほしいという依頼を受け、美容師から飲食店の道へ大転換。これが「あけぼの食堂」へとつながるなんて、当時は思いもしませんでした。さらに、結婚し長男も生まれるという、人生の大転換も。

不思議なもので、子どもが生まれると「田舎で育てたい」という気持ちがわいてきます。子どもを優先しようと思うとシングルマザーでは厳しい。子どもが小さいうちは自分がしっかり見てあげたい。そんな気持ちから、実家のある江津に本気で帰郷しました。

中央弁当あけぼの食堂

不思議な縁が、女性が輝ける人生を開く

私が帰郷したころ、中央弁当は新規に「あけぼの食堂」を立ち上げようとしていた時期でした。中央弁当の専務と奥様とは中学時代からの知人・友人の関係でしたので、「一緒に協力してほしい」とのお誘いをよろこんでお受けしました。

小さな子を抱える身としては、子ども中心の生活をしたい。行事や病気の時の融通がきく仕事環境であったらと考えていました。すると、「今からつくる店は、女性が輝けるアットホームな店にしたい!」とのこと。子ども中心の働き方も快く受け入れてくださったので、ここで働く決断をしました。

私はいま店長として、仕入れ、メニュー構成、調理、シフト管理などを担当しています。

中央弁当が本社で、あけぼの食堂は一つの事業ですが、筋が通っていれば、単独でやりたいことに挑戦させていただける。本当に思ったことができている。だからこそ、やりがいがすごくあります。例えば、イベント開催も任せてもらえる。思い出に残っているのは2年前のビアガーデン。店舗裏の土地を借りるところからすべて自分たちで行いました。

中央弁当あけぼの食堂

幸せを感じる、帰ってきたい町と店のために

この仕事は、食べることで喜んだり、元気になってもらうこと。だから、働く人は「明るい人」「素直な人」「他人のために動ける人」が向いていると思います。たとえば、「中央弁当」や「あけぼの商店」にもヘルプに入りますし、その逆もあります。中央弁当グループとしてマルチに動けることが大事で、互いに助けられています。これが私たちの色ですから。

今後の目標は、あけぼの食堂から町の活気を作りたい。生まれ育った町、お世話になっている商店街、そういった地域をもっと盛り上げたい。田舎だからこそ自分のちょっとした力でも町を賑わせられると思うし、そこに幸せを感じるからです。

この町で生まれた人が地域外に出ても、また「帰ってきたい」と思える町にしたい。帰った時に来店してもらえる店になりたい。私をやさしく受け入れてくれたように。

ちなみに、あけぼの食堂で出会った方と再婚しました。
帰ってきてよかった。

※2017年3月時点の情報です

中央弁当(配達担当)

2017.06.20

中央弁当

2017.04.28